2012年3月1日に日本ブラジル間で社会保証協定が締結され発効しました。

この協定によりブラジルで勤務し、ブラジル社会保険庁(INSS)に保険料を
納めていた日本人にもブラジルの年金の受領資格が出来、年金を受け取る道が開かれました。

TCPという会社がCPF、NIT番号が分からない方等のために相談(有料)に乗っています。
相談希望の方は、URLをご参照下さい。http://www.tcp-icis.jp/

年金受取の条件

  1. 申請時に65歳に達している事。
  2. 日本の厚生年金と合わせ15年以上年金保険料を払っている事。
    (日本の厚生年金は当然現役の間は支払っている訳ですからすべての方がこの条件を満たすはずです。)
  3. 日本年金機構経由ブラジル社会保険庁の承認を受ける事。

承認取得の為の具体的手続き

日本年金機構のホームページより申請フォーム(BR/JP-01)をアウトプットしこれに記入、又は最寄りの年金事務所にて申請フォームを受け取り、住民票など必要書類と共に年金事務所に提出。
書類が受理されれば約2ヶ月後から日本の受取口座に送金が開始されます。受領日は毎月4-7日となっています。
申請が遅れても承認されれば支払いは資格取得時に遡り、行われる。

BR/JP-01フォームのアウトプットの仕方

  1.  年金機構のホームページに入り「年金のことを調べる」→「社会保障協定」に進む。
  2. 「社会保障協定に関する各種申請書」
  3. 「年金請求等の申請書」→「ブラジル」
  4. 「ブラジルの年金請求者のための申請書 フォーム BR/JP-01」です。

上記フォームを埋める為に必須の(一番重要な)データ

  • NIT (労働者識別番号。ブラジルで年金保険料を納めていた時の労働手帳に記載のナンバー)
  • Identidade (身分証明書番号)
  • CPF (個人納税者番号)

※CPF番号、身分証明書番号は、例えばブラジルで所持していた運転免許証にも記載があり、分かる方が多いと思いますが、NITは所属していた会社に問合せが必要なケースが多いようです。但し、このNITが分からず、申請書に記載せずに申請しても問題ありません。基本的には、ブラジル社会保険庁で調べてくれます。

その他参考事項

  1. 年金は、基本的には終身での受領が可能です。また本人が亡くなった後、遺族に遺族年金が100%支払われます
  2. 65歳まで申請は出来ませんが、65歳以前でも最寄りの年金機構事務所に相談に行く、申請フォームを受領することは出来ます。事務所により対応がまちまちで要求される書類も異なる事があるようですが、相談はいつでも受けてくれるはずです。
    申請書の記入に際しては、ローマ字、漢字併記になりますが、日本の年金事務所よりブラジル社会保険庁を意識してブラジル人が分かるように丁寧に記載しましょう。
  1. 年金の受取銀行は、年金受け取り時に手数料が殆どかからないブラジル銀行の日本支店(五反田)がお勧めです。なお、ブラジル銀行に入金したお金は、コンビニでも引き出せます。またインターネットで残高を確認することも可能です。
    BR/JP-01フォームに受取口座を記載する必要があるのでまずブラジル銀行で口座を開設しておく必要が有ります。
    (ブラジル銀行では、最低20万円を預金していないと口座維持料がかかります。)もちろん邦銀の口座での受領も可能です。
  1. 協定締結時に既にお亡くなりになっている方も配偶者が遺族年金を申請出来ます。既に承認された例もあります。
  2. 2012年3月1日の協定後にブラジルに赴任された人はブラジルでの年金加入の義務が免除されますから当然年金受給資格も生じません。
  3. 毎月の支給額の計算の明細は分かりません。(INSSに問合せ、教えてもらったケースもありますが、基本的には為替レートで変動するほか、毎年、インフレ調整がなされます。また、年二回(4月、9月)の支給額は、通常月より若干多くなりますが、これはブラジルでの13カ月のボーナスの支払いによるもののようです。
  4. 現地でどれだけの保険料を払っていたかにより、年金の金額は違います
    例えば、4年駐在していても、毎月100レアルしかもらえない人もいれば2000レアルもらう人もいるようです。また勤務していた時期で現地払い給与に関する各社の考え方も違うし、また適用される法令も違うことから、基本的には、支給された金額を受け入れるしかなさそうです。
  5. 年金の支給は65歳まで遡及され支給されるのではなく、申請日までの遡及です。
  6. 年金受給開始後、規則上は以下の手続きで毎年生存証明をINSSに送付する必要がありますのでご注意ください。
    在日ブラジル総領事館での申請
    【1】ブラジル銀行での証明書発行料の支払い
    【2】領事館で支払いの領収書を生存証明書を提示し、生存証明書を受理
    【3】INSSへの送付

APSAISP – Agência da Previdência Social Atendimento Acordos Internacionais – São Paulo
Código brasileiro: 21.004.120
Endereço: Rua Santa Cruz, 747, 1º subsolo, Vila Mariana.
São Paulo – CEP: 04121-000

 

CPF番号を忘れてしまった方も年金受領は可能です

詳しくは、添付の在日ブラジル人弁護士のアリス・ヘルナンデス氏のTrader’s Creditor Protection Co., Ltdにコンタクトして下さい。
HPはこちら→http://www.tcp-icis.jp/ 【チラシはこちら