執筆者:山下 日彬 氏
(ヤコン・インターナショナル社)

 

 

「紅白初の4K効果は期待はずれ」

 

画像が4倍鮮明になったから、舞台画面の横幅は従来の倍になり、後ろで踊るダンサーが10人以上に増えた。同じ動きでは興がないから、みんな自由にやってよろしいといった演出が目についた。バックがどたばたで、誰が歌っているのかわからないのもあった。

 

「ボルソナーロ政権」

 

トランプさんをまねて、選挙公約を実施中、1月19日「武器所持法」にサイン。「軍政が理想的」と言っていたが、14日ペトロブラス経営審議会議長に元海軍司令長官の提督を任命、また14日政府スポークスマンに陸軍通信長の将軍を任命した。閣僚22人(内16大臣)中8人が軍関係者だ。

 

「江戸時代の治水工事」

 

NHKの特番時代劇:江戸時代に、大胆な治水工事が行われていた。当時各地の築城経験から治水土木、水質改善知識があったと思われる。家康に任せられた専門家は、さらに改善、改良、400年後にも通用する大工事を決行したことに脱帽。現代の施政者はトノサマの足元にもおよばない。

 

「リオの水道橋」

 

家康の江戸開府1603年だから、治水工事を行ったのは1600年ごろだろう。同じころポルトガル王朝は、1580年リオ市を創設、水道橋のArcos da Lapaを1723年に完成させている。

 

  

「日本の天気予報は時間単位で正格」

 

岡山で、スマホの天気予報で今の時間に雨の絵があり、窓を開けて外を見ると、本当に雨が降っていたのには驚いた。先日サンパウロで雨の絵があった時、外を見たら、陽が出ていた。

「新幹線のゴミ」

 

東北新幹線の金沢で降りるときに、乗客がみんなポリ袋を持って降りてくる。中身はゴミだ。ブラジルでこのような光景は見たことがない。

 

「市販のクスリは効かない」

 

日本で市販のクスリはあまり効かない。おかしいことに、熱さましや風邪薬はブラジルの方がよく効く。

 

「リオの子供は強い」

 

水当たり、虫さされ、日焼けには日本の子供は適応なし、リオの子に負ける。

災害援助には日本の若者は不向き。

 

「食品は夕方買うと安い」

 

日本では惣菜などの食品は夕方買うと安くなる。デパ地下が有名だったが、スーパーでも弁当惣菜など、午後6時ごろになると20-50%も安くなる。ブラジルでこの種の値引きがあるのはフェイラの終了時間だけか。

 

「外交史料館を一般公開」

 

昨年末、外務省が外交史料館を一般公開した。すばらしい。この機に「史実」情報センターも設けてJapan Houseはじめ世界中の公館、文化協会などで、多くの言語で、公開するとよい。 政府見解の歴史があってよいし、異論もあってよい。史実により、必要あれば訂正もすればよい。

 

「正しい方はもっと堂々と」

 

日本は一部の国の反日宣伝工作に困り果てている。状況を見ると、ウソの歴史の方が攻勢で、正論は防戦の一手で劣勢である。史実は一つしかないのだから、主流派は正しい歴史を堂々と拡散してはどうか。未来の歴史資料はデジタルが普通になり、証拠情報の多い方が正当派になろう。

 

「文化財のデジタル化」

 

昨年9月のリオの国立博物館火災で、多くのブラジルの歴史的文化財を焼失した。焼け跡から復元できたのは1500点のみとのこと。火災の危険はサルバドールの歴史博物館の物件も危ない。重要文化財は耐火金庫に保管し、一般展示はデジタル版にしてはどうか。これは世界に勧めたい。

 

「EVの実験市場は中国が最適」

 

ゴーン逮捕、ルノーがニッサンを支配し、中国へEVで進出を画策と言う人もいる。世界にまだEVの大市場の稼働実績はないから、充電施設が政府の一声で拡充可能な、中国が最初の大スケール実験市場になる。EVメーカーは中国に拠点を置かねば、将来圏外になるとあせっている。

 

「働き方改革」

 

休日の多い日本で、働き方改革で残業がなくなった。コダワリ名人芸の職工さんで他の人よりていねいな仕事をする人、バグをさがす天才的プログラマーや、製造工程の改善のプロで徹夜の試行錯誤をする人らに、残業規制を強行すると、これら日本人職工の特殊才能がツブれてしまう。

 

「現場にいてこその改善」

 

エジソンは無から新商品を発明した。日本人の技術は改善、改良的なものが多い。これは、開発者が想定できない量産現場や消費者段階で刻々発生する問題を、担当者が一つずつ解決する技術で、現場に居なければできない。製造をアジアに移したことで日本人の技術を失っている。

 

「モノヅクリ精神の廃退」

 

日本人のコダワリ名人芸は、新しい武器や工芸品を高額で買ってくれる戦国藩主が培ったと思う。ゆとり教育は人一倍努力する精神をなくし、消費税増税は中小企業主の新商品開発の遊び心をなくしてしまった。製造拠点アジア移転で技術開発予算も大幅に減ってしまった。

 

「サイバー戦」

 

従来の常識を変えてしまう、目に見えない戦闘の時代になると思う。米国でハッカー犯人2人逮捕、500Gの機密情報が流出したと報道された。防御は、攻撃する技能を有する人のみが可能でハッカーを雇う必要がある。戦闘員は大人よりもゲームに強い子供か若者が向いていると思う。

 

「サイバー部隊長に小中学生を」

 

日本は小中学生天才の数は世界でも上位だろう。恋愛など男女の社会面ではブラジル人から見ると日本人は幼児だろうが、サイバー部隊長なら日本人の小中学生が向いている。

 

「ピアノで特訓」

 

遠隔ゲーム挑戦者が、ボタンの正確早押しの指を鍛えるのに、ピアノ演奏で特訓中の報道を見た。面白い!世界最強のサイバー部隊は美女軍団にまかせよう。

 

「全く新しい技術時代に」

 

スマホの米中戦争を言う人がいるが、5Gの時代になると、各自がスマホなど持つ必要があるだろうか。自己認証だけで良いのではないか。通信スピードが100倍になると、アプリソフトも毎回使用時にクラウドから瞬時に入手で、全く新しい時代になると認識するべきだ。

 

「GPSの位置情報」

 

登山者行方不明の事故多発:登山ルート事前登録義務がある。しかし登録よりもGPSの位置情報発信器を義務的に貸し与えて、下山後返却してもらうのが機能的だと思う。徘徊老人、仮釈放中の犯人、犬が迷子にならぬようにつけるのと同じ装置。