執筆者:山下 日彬
(ヤコン・インターナショナル)

流行のツイッタ-などSNSは、指でスクロールしながら、一瞬に読み取れます。興味ある内容のみに眼を止めてください。

 

「ボルソナ―ロ政権100日経過」

 

選挙公約35項目の内13項目を実施した。地方空港や港湾ターミナル、鉄道の運営権民営化、INSS不正削減対策、前政権の29省から22省への省庁削減、政治家縁故採用の公務員の2万人削減、銃器所有規制緩和の大統領暫定令、米国・カナダ・豪州・日本からの短期ビザ免除など。

 

「ボルソナーロ大統領支持率」

 

3/20 IBOPEは、大統領支持率「最良、良」が就任時の49%が34%に下ったと発表。参考まで同時期の前大統領支持率はLula 51% Dilma 56%。

「地域の統合と強化の南アメリカ発展フォーラムPROSURの新設」

 

3/22ボルソナーロ大統領は第1回会合に出席し、最終宣言としてブラジル、チリ、アルゼンチン、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ギアナの8カ国が署名した。ボリビア、ウルグアイ、スリナムの代表者も出席した。

 

「エルサレムに商務事務所開設」

 

3/31ボルソナーロ大統領は、イスラエルで、テルアビブの大使館はそのまま置いてエルサレムに商務事務所を開設。選挙公約ではエルサレムに移転をツイッターで表明し、アラブ連合は一斉に鶏肉不買と警告していた。2018年のブラジルのサウジ・アラビア向け鶏肉輸出量は48万トン。

 

「税制改革案」

 

商品流通サービス税(ICMS)、社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/COFINS)、サービス税(ISS)、工業製品税(IPI)を統合し、付加価値税(IVA)に相当する財・サービス新税(IBS)を提唱、5種の税収を昨年のGDP比33.58%から4年後に30%へ減税、さらに法人税も2020年から34%を15%~20%へ減税を検討。

 

「年金改革案」

 

INSS赤字の大半は、軍人と連邦公務員の年金と恩給で、削減は命がけで歴代大統領は手を付けなかった。原案は連邦公務員の社会負担金の11%から14%への引上げ、軍人の受給資格を勤続30年から35年への引上げ、男女ともに受給最低年齢65歳(第2案女性は62才)が骨子だが、議会の支持は困難。

 

「ボーイング社とエンブラエル社がJV」

 

3/20ボロソナーロ大統領は、7月初めにブラジルに商用機製造合弁会社の設立を最終決定。ボーイング社の出資金は42億ドル、出資比率はボーイング社80%、合弁会社は民間旅客機と貨物機を世界の商用機市場に供給可能となる。

 

「米国へ商用人工衛星打ち上げアルカンタラ基地租借」

 

2000年に一度合意したが、伯国議会が承認せず。今回は、ロシアがベネズエラにミサイル基地を設ける恐れがあるから、米国への協力だという人がいる。中国はベネズエラに550億ドル、ロシアは170億ドル投融資とされ、IMFに帳消しにされるのを恐れている。

 

「安部哲夫氏」

                                                      

4/23で、晴れてブラジルに60年となった。あめりか丸渡伯60周年同船者会に出席して元気な安部さんにお会いした。彼は一等船客で移住し、トランジスター・テレビをブラジルで初めて組み立て販売、日本からダルマの愛称の公衆電話機をブラジルに売り込んだ人だ。

「金利を下げるとGDPは下がる」

 

ブラジルの実質金利は世界一で、2018年の各銀行の純益総額は1994年以降で最高。株価の値上がり上位はなんと銀行だ。FRBが利上げの米国でも銀行株が上がってきた。だれがなんと言おうと、GDPは給料+家賃+利子+利益(総和)である。利子収入が増えるとGDP に寄与するのだ。

 

「大統領、利子には介入しないと発言」

 

最近実際に起きたはなしだが、ボルソナーロ大統領が演説で農村クレジットの金利を下げると言ったら、直後にブラジル銀行の株価が下がり、翌日「利子には介入しない」と発言を取消すはめになった。

 

「1%以下に利下げの危険性」

 

利子が低い数字になると、うかつに下げてはならない。5%から4%に下がると貸し手が損失を取り戻すのに貸し付け総額を25%増やす必要がある。それが3%から2%だと50%、2%から1%だと100%、1%からゼロだと無限大になる・・・

 

「深夜は無人のコンビニ」

 

日本のセブン・イレブンが深夜閉店する報道がなされた。競争相手のローソンは3/29深夜取り扱わない品を分離し、午前0~5時の間、無人営業の実験を7月から始めると発表した。入場方法、決済方法、防犯対策、多店集中管理などで、飛躍的にノウハウの進展に貢献すると思う。

 

「政治家の役割」

 

BREXITの英国議会は、両側にわかれて、真剣に論争しているようにみえる。TVで見る限り、日本の議会討論には国際危機感がない。政治家の役割は政策論議であるべきだ。地方選挙では議員候補者なしの地域もあると聞く、人口減少社会では、代議士の選出制度を根底から改革が必要か。

 

「米中貿易戦争に思う」

 

トランプさんでなくても、一方的な巨額貿易赤字が継続するのは困る。極めて単純な例で、2国間で1品づつ売っている場合、貿易赤字になれば通貨安になり、貿易黒字になれば通貨高で均衡する。自動調整が機能しないなら、自発的に収支均衡に自助努力をする約束にするのがよい。

 

「駆け込み寺が必要」

 

グローバル経済は終局一人勝ちなのだから、敗者の方が多い。さらに今日の勝者も明日は敗者になる。高齢者センターと共にグローバル敗者レハビリ・センターを常設にするべきだ。駆け込み寺的な無料食事処と宿泊施設に簡易医療センターやレジャーセンターも設置するとよい。

 

「撮影ドローン」

 

報道やシネマの撮影に本格的に使われ始めた。雪山や山岳撮影には最高、危険区域や災害の報道、事故報道などには最適の感がある。他に倉庫内の在庫管理や、石垣の石積みの記録、生態系数調査などまず撮影をして、後で分析することができる。

 

「工事用ドローン」

 

地形測量、監視、目視点検、部分塗装、部分修理などに使えば、高所でも足場がいらない!

 

「農業用ドローン」

 

果樹交配(蝶か蜂が失業)、生態調査、気候測量、田畑に入らす農薬散布、案山子の代わり、種まき、熟れ具合の視察。

 

「災害用ドローン」

 

被害点検、生存者捜索、セルラーや充電器を届ける、薬品を届ける、緊急用の小物を運ぶ。ガイドロープを対岸へ届ける。

 

「軍用ドローン」

 

本格的な無人攻撃機と迎え撃つレーザービーム兵器、となるとマンガかシネマの世界だが、子供がドローンだけで空母を無能化する作品を作ると良い。無駄な空母の建造が止まるだろう。

 

「ゴルゴ13をタブレットで見る」

 

1968頃からのマンガのロング・ベストセラーで、訪日のたびに駅のキオスクで単行本を買って収集していた。2015からキンダルでも読めるようになった。初期のデジタル版マンガは画像が悪く見にくかったが、いまや瞬時に入手でき、紙よりきれいだ。

最新191号ドローンのテーマは推奨 1993刊行「城島学校」より