現在ヨーロッパを中心に活躍中で、今回初来日中のTrio Callas (トリオカラス)のリサイタルが8月25日(金)汐留ホールで開催されました。
パリ出身のベッラ・シュッツ(ピアノ)、ギリシャ出身のアリエタ・リアツィ(ヴァイオリン)に、一歳の時にブラジル・サンパウロから家族と共に群馬県高崎市に移住した在日ブラジル人のルーカス・ガルシア・村元(チェロ)の若き俊英ミュージシャン3人による素晴らしい演奏に観客一同大いに魅了され、賛辞の声が相次ぎました。
当夜はモーツァルト、ブラームス等に加えて、アンドレ・メマーリ、ブラジルへの入口〜Portais Brasileiros 第5番も演奏され話題になりました。
 尚、公演前はルーカスさんの使っているpau brasil製の弓に関する「パウ・ブラジル=ペルナンブコ材のいま」と題する文京楽器堀酉基代表取締役によるプレトーク、公演後はトリオ・カラスのメンバーを囲んでの懇親会が催され、楽しくゴージャスな一夜でした。
ルーカス・村元さんや彼のご両親との出会いそしてリサイタル後援の機会を与えていただいた(株)アルシェと(株)文京楽器の両社に感謝致します。