執筆者:山下日彬 氏
(ヤコン代表、在リオ)

 

長らくコロナで観光客が激減していたリオも、空港内も完全にマスクがとれて、レストランの客も戻り、車の渋滞まですっかり元にもどった。普段はひきこもりがちだが、今回テキサス州に住む息子と娘夫婦と二人の孫たちが休暇でリオに来たので、リオ観光の近況を再確認できた。写真で紹介しよう。

水族館にて

水族館へ行くにはセントロの路面電車(VLT)が便利。リオはメトロも、路面電車もすべて快適に動いている。高齢者は無料で経験がなかったが、RIOCARDが一人一枚必要、これがあればリオの乗り物はなんでも乗れる。
<ご注意>:カード自動販売機はおつりが出ず全額クレジットとなります。

ヴィア・パルケの入り口にDAISO Japan の店ができていた、全伯54店に「Japan」の文字があるのが日本人として心強い。後日、大野社長に素晴らしところにオープンしましたねと褒めたら「私はコツコツとやっているだけです」の返でした。

シネマには最近行ってなかったが、3Dマーメードを鑑賞、リオのCinemarkは、コロナ対応か、席が胡坐がかけるぐらい幅広になってフル・リクライニング、飛行機のファースト・クラスなみに自由な?姿勢で鑑賞できる。

6/8から9/10までバーラ・ショッピングで催しのアニメ・スタジオ「ピクサーの世界」が大盛況、37万人入場予定。

バッラ・ショッピング内を通行してよい子供用のEV、保護者がリモコンでブレーキボタンを押す仕組み。

6月は方々でフェスタ・ジュニーナが行われていたが、一番様変わりしたのは酔っ払いがいないこと。昔の良き時代はケントン(安いワインやカシャッサにしょうがを入れて温めた飲み物)を男も女もふんだんに飲んで皆酔っぱらって踊っていた。

 

子供たちが楽しみにしていた食べ放題ピザ店のチョコレート・ピザ。子供たちが来なければ普段行かないところが多く見聞できた。

海岸の店にも客が戻っている。手前の黄色い飲み物はカシャッサ・デ・マラクジャだがこれは残念ながら「瓶」ジュース製。灼熱の海岸で、目の前で小さいすりこぎで押して作る、灰色の液体に黒い種に氷のかけらは一度飲んだら忘れられない。

治安の面は絶対安全とは言わないが、子供たちは二人ともリオ育ちで、財布など持ち歩かない、海岸へ子ずれで行き全く安全だった。