執筆者:桜井 悌司 氏
ラテンアメリカ協会顧問
2024.8.20

 

★★★この記事は日本ブラジル中央協会顧問でもある桜井悌司氏の許可を得て伯学コラムに転載致します。★★★

「はじめに」

 

猛暑の中、パリ・オリンピックは7月26日から8月12日まで開催され、日本中、感動の渦に巻き込んだ感があった。日本は米国、中国に次ぐ堂々3位の成績で、金20、銀12、銅⒔の合計45個のメダルを獲得した。これは、海外でのオリンピックでは過去最多である。本稿では、当協会が対象とするラテンアメリカ・カリブ諸国の金銀銅のメダルの獲得数及び獲得者名を紹介する。

過去に下記の2本のレポートを掲載しているので、この原稿は、その第3弾のレポートである。これら3本のレポートをご覧いただければ、オリンピックとラテンアメリカ・カリブ諸国との大まかな関係が把握できよう。ラテンアメリカの人々との雑談の展開に大いに役立つものと思う。

  • 「ラテンアメリカのゴールド・メダリストたち」(2021年7月掲載)
    オリンピック発祥以来、2016年リオ・オリンピックまでのラテンアメリカ・カリブ諸国のゴールド・メダリストをリストアップしたもの。https://latin-america.jp/archives/49001
  • 「2020東京オリンピックでのラテンアメリカ・カリブ海諸国の金銀銅メダル獲得状況」(2021年9月掲載)
    https://latin-america.jp/archives/49661

 

「ラテンアメリカ・カリブ諸国選手の活躍ぶり」

 

パリ・オリンピックにおいてラテンアメリカ・カリブ海諸国の選手による金・銀・銅メダルの獲得状況をリストアップしたのが、表1である。団体競技のメダル数は1とカウントしている。また国別に紹介するとともに前回の東京、前々回のリオ・オリンピックの記録も(東京/リオ)内で記しておいたので、過去3回のオリンピックでの成績を比較することができよう。

この表によると、ラテンアメリカ・カリブ諸国のパリ・オリンピックにおけるメダル獲得数は、金⒔、銀23、銅32の合計68個であった。東京オリンピック、リオ・オリンピックと比較し、金メダルはかなり減少したが、銀と銅は増加しているので合計メダル数は過去2回を上回っている。

国別のランキングをみると、ブラジル、キューバ、ジャマイカ、エクアドル、アルゼンチン、セント・ルシア、チリ、ドミニカ共和国、グアテマラ、ドミニカ国がベスト10であり、いずれも金メダルを獲得している国である。ブラジル、キューバ、ジャマイカはオリンピックで活躍する常連国であるが、カリブ海の小国のセント・ルシアとドミニカ国が入っていることに注目したい。エクアドルは東京オリンピック以降、大いに健闘しているが、今回もさらに活躍した。チリは、過去2回メダルは無かったが、今回は金1、銀1の活躍を見せた。ベネズエラは、従来メダルを獲得している国であるが、政治・経済状況を反映してか、今回はメダルなしで終わった。

 

「主要国の活躍についての簡単なコメント」

 

*ブラジル

 ブラジルは、パリ・オリンピックで、金3個、銀7個、銅10個の合計20個のメダルを獲得した。リオ・オリンピック以前のブラジル人のオリンピックへの関心は、比較的低いものであったが、リオ以降関心度が高まってきた。リオでは金7、銀6、銅6の合計19のメダル、東京では、金7、銀6、銅8の合計21個のメダルであったので、メダル数ではほぼ同様の数字である。金メダル数は、減少したが、女子体操のレべッカ・アンドラーデの体操ゆか金メダル、跳馬銀メダル、個人総合2位の成績は、日本でも話題になった。また柔道女子78kg超で、ベアトリス・ソウザが金、柔道男子66kg級でウイリアン・リマが銀メダルを獲得した。団体では女子ビーチバレーの金、サッカー女子の銀、女子バレーの銅、女子体操団体の銅、柔道混合団体の銅にも注目すべきであろう。

 

*キューバ

キューバは金2、銀1、銅5の合計8で終わった。東京オリンピックでは、金7、銀3、銅5、合計15であったので、やや不本意な結果と言えよう。それでも日本のマスコミでも大いに注目されたのは、レスリング男子グレコ・ローマンスタイル130キロ級の金メダリストのミハイン・ロペス・ヌニェス(42歳)で、夏季五輪全競技の個人種目を通じ、史上初、前人未踏の5連覇を達成したことである。日本でもレスリングの伊調馨の大会4連覇、吉田沙保里、柔道の野村忠宏の3連覇があるが、ロペス・ヌニェスの偉業は高く評価されるべきであろう。加えて、ボクシング男子63kg級でエリスランディ・アルバレス・ボルヘスが金メダルを獲得した。その他レスリングでは、銀1、銅3のメダルを取った。

 

*ジャマイカ

陸上王国のジャマイカもパリ・オリンピックでは、十分な成績を残すことができなかった。金1、銀3、銅2の結果であった。前回の東京、前々回のリオでは、それぞれ金メダルを4個と5個を取っているので、今回の1個は残念な結果であろう。過去のウサイン・ボルトやエレイン・トンプソン・ヘラのような絶対王者がいなくなったことと関係があるものと思われる。今回の金メダリストは男子円盤投げのロージェ・ストーナである。銀は、男子100M、男子走り幅跳び、女子三段跳びである。

 

*エクアドル

エクアドルは、金1、銀2、銅2の合計5個のメダルを獲得した。男子20KM競歩でダニエル・ピンタードが金、男女混合競歩で銀、女子フリースタイル53kg級のルシア・ジャミレス・イエペス・グスマンは決勝戦で136連勝中の藤波朱理と戦ったのは記憶に新しい。ウエイト・リフテイングでも2つの銅メダルを獲得した。

 

*アルゼンチン

アルゼンチンは、金1、銀1、銅1の合計3個のメダルを獲得した。自転車BMXフリースタイル男子パークでホセ・トーレス・ヒルが金メダル、セーリングの混合マルチハルで銀、団体では、ホッケー女子が銅メダルを取っている。アルゼンチンの面白さは、意外な種目でメダルを獲得していることである。

 

*セント・ルシアとドミニカ国

パリ・オリンピックの大きなサプライズはカリブ海の超小国の活躍であろう。人口7.2万人ドミニカ国と18.3万人のセント・ルシアからゴールド・メダリストが出たのだ。セント・ルシアのジュリアン・アルフレッドが、トラック競技の花形である陸上女子100Mの決勝を制した。同時に200Mでも銀メダルを取った。これにより、カリブ海に浮かぶ小さな島国がにわかに注目を集めた。セント・ルシアの選手がメダルを獲得したのは、全競技を通じて史上初めてであった。レース後、「この金メダルによってセント・ルシアに新しいスタジアムが造られ、スポーツの発展につなげることができればうれしい」と健気に喜びを語ったそうである。

一方、ドミニカ国のシーア・ラフォンドは、陸上女子三段跳び競技で金メダルを獲得した。1996年 に ドミニカ国 が オリンピック に初出場してから全大会を通じて、史上初のメダル獲得となった 。これら2つの小国の大活躍は、陸上王国ジャマイカのお株を奪うものであった。

 

*チリ

チリは、東京、リオの2大会でメダル無しで終わったが、パリでは、金1、銀1と2つのメダルを獲得した。金メダルは、射撃女子スキート個人でフランシスカ・グロベット・チャディーが、銀メダルは、男子グレコローマンスタイル130kg級のヤスマニ・アコスタ・フェルナンデスである。

 

*ドミニカ共和国

ドミニカ共和国は、東京オリンピックから頭角を表わし、銀3、銅2の5個を獲得したが、今回は念願の金メダル1と銅メダル2個の計3個のメダルを勝ち取った。金メダルは、女子400Mのマリレイディ・パウリーノである。2つの銅メダルは、男子ボクシングによるものである。

 

表1 2024年パリ・オリンピックにおけるラテンアメリカ・カリブ海諸国による金・銀・銅メダル獲得リスト

 

世界順位 LA順位 国名 合計
1位 20位 ブラジル 3(7/7) 7(6/6) 10(8/6) 20(21/19)
2位 32位 キューバ 2(7/5) 1(3/2) 6(5/4) 8(15/11)
3位 44位 ジャマイカ 1(4/6) 3(1/3) 2(4/2) 6(9/111)
4位 49位 エクアドル 1(2/0) 2(1/0) 2(0/0) 5(3/0)
5位 52位 アルゼンチン 1(0/3) 1(1/1) 1(2/0) 3(3/4)
6位 55位 セント・ルシア 1(0/0) 1(0/0) 0(0/0) 2(0/0)
6位 55位 チリ 1(0/0) 1(0/0) 0(0/0) 2(0/0)
8位 59位 ドミニカ共和国 1(0/0) 0(3/0) 2(2/1) 3(5/1)
9位 60位 グアテマラ 1(0/0) 0(0/0) 1(0/0) 2(0/0)
10位 62位 ドミニカ国 1(0/0) 0(0/0) 0(0/0) 1(0/0)
11位 65位 メキシコ 0(0/0) 3(0/3) 2(4/2) 5(4/5)
12位 66位 コロンビア 0(0/3) 3(4/2) 1(1/3) 4(5/8)
13位 74位 パナマ 0(0/0) 1(0/0) 0(0/0) 1(0/0)
14位 80位 グレナダ 0(0/0) 0(0/1) 2(1/0) 2(1/1)
14 80 プエルトリコ 0(1/1) 0(0/0) 2(0/0 2(1/1)
15位 84位 ペルー 0(0/0) 0(0/0) 1(0/0) 1(0/0)
合計 13(21/25) 23(18/18) 32(27/18) 68(66/61)
ベネズエラ 0(1/0) 0(3/2) 0(0/1) 0(4/3)
バハマ 0(2/1) 0(0/0) 0(0/1) 0(2/2)
バーミューダ 0(1/0) 0(0/0) 0(0/1)) 0(1/0)
トリニダードT 0(0/0) 0(0/0) 0(0/1) 0(0/1)
3位 日本 20(27/12) 12(14/8) 13(17/21) 45(58/41)

注:( )内の数字は、最初は東京、次はリオの成績である。

「ラテンアメリカ・カリブ諸国の金銀銅メダル獲得者名」  

下記に業種別のメダリストを紹介する。           

「陸上競技」

男子20KM競歩 金 ダニエル・ピンタード(エクアドル)

男子20KM競歩 銀 カイオ・ボンフィン(ブラジル)

男女混合競歩 銀 エクアドル(ダニエル・ピンタード、グレンダ・モレホン)

女子100M 金 ジュリアン・アルフレッド(セント・ルシア)

女子200M 銀 ジュリアン・アルフレッド(セント・ルシア)

女子三段跳び 金 シーア・ラフォンド(ドミニカ国)

女子三段跳び 銀 シャニーカ・リケッツ(ジャマイカ)

男子円盤投げ 金 ロージェ・ストーナ(ジャマイカ)

男子走り幅跳び 銀 ウエイン・ピノック(ジャマイカ)

男子100M 銀 キ゚シェーン・トンプソン(ジャマイカ)

男子砲丸投げ 銅 ラジンドラ・キャンベル(ジャマイカ)

男子10種競技 銅 リンドン・ヴィクター(グレナダ)

男子やり投げ 銅 アンダーソン・ピーターズ(グレナダ)

男子110Mハードル 銅 ラシード・ブロードベル(ジャマイカ)

女子400M 金 マリレイディ・パウリーノ(ドミニカ共和国)

男子400Mハードル 銅 アリソン・ドス・サントス(ブラジル)

女子100Mハードル 銅 ジャスミン・カマチョ・クイン(プエルトリコ)

 

「水泳競技」

男子3M飛び板飛び込み 銅 オスマル・オリベラ・イバーラ(メキシコ)

男子シンクロナイズドダイビング3M飛び板飛び込み 銀 フアン・マヌエル・セラヤ・エルナンデス(メキシコ)

男子シンクロナイズドダイビング3M飛び板飛び込み 銀  オスマル・オリベラ・イバーラ(メキシコ)

 

「体操」

女子個人総合  銀 レベッカ・アンドラーデ(ブラジル)

女子種目別跳馬 銀 レベッカ・アンドラーデ(ブラジル)

女子種目別ゆか 金 レベッカ・アンドラーデ(ブラジル)

女子団体    銅 ブラジル

男子種目別鉄棒 銀 アンヘル・バラハス(コロンビア)

 

「柔道」

女子78kg超 金 ベアトリス・ソウザ(ブラジル)

混合団体 銅 ブラジル

男子66kg級 金 ウイリアン・リマ(ブラジル)

女子52kg級 銅 ラリッサ・ピメンタ(ブラジル)

女子63級 銀 プリスカ・アウィーティ・アルカラス(メキシコ)

 

「ボクシング」

男子63kg級 金 エリスランディ・アルバレス・ボルヘス(キューバ)

女子60kg級 銅 ベアトリス・ヤスミン・ソアーレス・フェレイラ(ブラジル)

男子80kg級 銅 アーレン・ロペス・カルド―ナ(キューバ)

男子51kg級 銅 ジュニオール・アルカンタラ・レイエス(ドミニカ共和国)

男子80kg級 銅 クリスティアン・ハビエル・ピナーレス(ドミニカ共和国)

男子71kg級 銀 マルコ・アルフォンソ・ベルデ・アルバレス(メキシコ)

女子75kg級 銀 ビベイチ・バイロン・アテイナ(パナマ)

 

「レスリング」

男子グレコローマンスタイル130kg級 金 ミハイン・ロペス・ヌニェス(キューバ)

男子グレコローマンスタイル130kg級 銀 ヤスマニ・アコスタ・フェルナンデス(チリ)

女子フリースタイル50kg級 銀 ユスネィリス・グスマン・ロペス(キューバ)

男子グレコローマンスタイル97kg級 銅 ガブリエル・アレハンドロ・ロシージョ・キンデラン(キューバ)

女子フリースタイル53kg級 銀 ルシア・ジャミレス・イエペス・グスマン(エクアドル)

男子グレコローマンスタイル67kg級 銅 ルイス・アルベルト・オルタ・サンチェス(キューバ)

女子フリースタイル76kg級 銅 ミライミス・マリン・ポトリーレ(キューバ)

女子フリースタイル76kg級 銅 タチアナ・レンテリア・レンテリア(コロンビア)

女子フリースタイル65kg級 銅 セバスティアン・リベラ(プエルトリコ)

 

「テコンドー」

男子68kg級 銅 エジヴァル・ポンテス(ブラジル)

男子80kg級 銅 ラファエル・アルバ(キューバ)

 

「ウエイト・リフテイング」

男子89kg級 銀 イエイセン・ロペス(コロンビア)

女子71kg級 銀 マリ・レイビス・サンチェス(コロンビア)

女子81kg級 銅 ネイシ・パトリシア・ダホメス・バレーラ(エクアドル)

女子71kg級 銅 アンジー・パオラ・パラシオス・ダホメス(エクアドル)

 

「サッカー」

サッカー女子 銀(ブラジル)

 

「ホッケー」

女子 銅 アルゼンチン

 

「バレーボール」

女子 銅 ブラジル

 

「ビーチバレー」

女子ビーチバレー 金 ブラジル(エドウアルダ・サントス・リスボア、アナ・パトリシア・シルヴァ・ラモス)

 

「自転車」

自転車BMXフリースタイル 男子パーク 金 ホセ・トーレス・ヒル(アルゼンチン)

 

「射撃」

女子スキート個人 金 フランシスカ・グロベット・チャディー(チリ)

男子トラップ個人 銅 ジャン・ピエール・ブロール・カルデナス(グアテマラ)

女子トラップ個人 金 アドリアナ・ルアーノ・オリーバ(グアテマラ)

 

「アーチェリー」

女子団体 銅 メキシコ

 

「カヌー・スプリント」

男子カナデイアンシングル1000M 銀 イザキアス・ケイロス(ブラジル)

女子カナデイアンシングル200M 銅 ヤリスレイデス・シリロ・デュボア(キューバ)

 

「サーフィン」

サーフィン女子 銀 タチアナ・ウエストン・ウエッブ(ブラジル)

サーフィン男子 銅 ガブリエル・メディーナ(ブラジル)

 

「セーリング」

男子デインキ― 銅 ステファノ・ぺスキエラ(ペルー)

混合マルチハル 銀 アルゼンチン(エウヘニア・ボスコ、マテオ・マフダラーニ)

 

「スケート・ボード」

男子パーク 銅 アウグスト・アキオ(ブラジル)

女子ストリート 銅 ライッサア・レアル(ブラジル)

以  上

 

 

「付録:人口と金メダルの関係」

 

パリ・オリンピックの会期中、毎日熱心にテレビ観戦していたが、メダル、なかんずく金メダルを取ることがいかに難しいことであるかを再認識した。とりわけ驚いたのは、カリブ海の超小国のドミニカ国とセント・ルシアが金メダルを取ったことである。この事実に触発され、金メダルと人口との関係に興味を持ち、遊び心で調べてみた。

以下、いくつかのコメントである。

 

*女子3段跳びで金メダルをとったドミニカ国の人口は、7.2万人、陸上女子100Mの金メダルは、セントルシアで、人口は18.3万人である。すなわち、それぞれ7.2万人、18.3万人当たり金メダル1個を獲得したということになる。断トツの効率性である。

 

*この表のリストにある国の中で見ると、ブラジルは、71,770千人、同様に中国は、35,000千人、米国は、8,413千人、ドイツは、7,068千人、日本は、6,247千人の割合で1個の金メダルを獲得したことになる。

 

*反対に金メダル1個当たりの人口の少ない国は、前述のドミニカ国72千人、セント・ルシア183千人、ニュージーランド473千人、オランダ1,184千人、オーストラリア1,459千人、カナダ3,342千人、韓国3,966千人となる。先進国の中ではニュージーランドは素晴らしいパーフォーマンスである。韓国は日本と比べてもかなり効率的に金メダルを取っていると言えよう。ジャマイカも金メダル1個に終わったが、2,827千人と効率が良い。

 

*インドは、人口1,417,170千人の超大国であるが、パリ・オリンピックでは、金0、銀1.銅5の合計6つのメダルを獲得した。14億の人口にしても金メダルを取れなかった。

 

表 金メダルと人口

 

国名 金メダル数 順位 人口 金メダル1個当たりの人口
ドミニカ国 1個 62位 72千人 72千人
セントルシア 1個 55位 183千人 183千人
米国 40個 1位 336,500千人 8,413千人
中国 40個 2位 1,400,000千人 35,000千人
日本 20個 3位 124,947千人 6,247千人
オーストラリア 18個 4位 26,260千人 1,459千人
フランス 16個 5位 68,040千人 4,253千人
オランダ 15個 6位 17,760千人 1,184千人
英国 14個 7位 67,600千人 4,829千人
韓国 13個 8位 51,560千人 3,966千人
イタリア 12個 9位 60,360千人 5,030千人
ドイツ 12個 10位 84,820千人 7,068千人
ニュージーランド 10個 11位 5,200千人 520千人
カナダ 9個 12位 40,100千人 4,456千人
ブラジル 3個 20位 215,310千人 71,770千人
キューバ 2個 32位 11,210千人 5.605千人
ジャマイカ 1個 44位 2,827千人 2,827千人
インド 0 0 1,417,170千人

注:人口は外務省のホームページから