講演者 : 野口泰外務省中南米局長
演 題 : 第三期ルーラ政権と日本ブラジル関係(仮題)

 

昨年初発足した第三期ルーラ政権は、前大統領支持者による連邦議会、大統領府、最高裁判所等の襲撃・占拠事件が勃発する多難な幕開けと思われましたが、少数与党の連立政権の1年目の政権運営はなかなか手堅く、おおむね合格点をあげられるとの評価が一般的でした。
経済面に目を向ければ、2023年度のGDP成長率は2.9%、自動車の新車販売台数は、2019年以降でははじめて200万台を超えて、230万台を記録、これは前年比9.7%増です。投資部門は▲3%とマイナスでしたが、政府は早速、投資奨励プログラムを策定、自動車業界向けには”MOVERプログラム”という総額190億レアルの税制恩典を供する計画を発表し、今年1月から3月にかけて自動車大手ブラジル法人の投資計画が発表されています。
また「ブラジルは国際舞台に戻った」と世界に再認識させたルーラ政権の全方位外交は存在感を示してきており、環境重視、人権重視、国連安保理拡大重視という基本外交方針は一貫性を保っているといえます。
こうしたブラジルの現政権の最新動向をふまえ、日本とブラジル両国間のパートナーシップ関係強化を一貫して追求してきた日本政府外務省の野口泰中南米局長よりお話いただく貴重な機会を設けましたので、皆様奮ってご参加願います。

 

日 時 2024年6月10日(月)
10:00-11:30 (日本時間)
開催方式 Zoom Webinarによるオンライン講演会
※開催2~3日前に参加リンクをメールします。
参加費 会 員 無料
非会員  1,000円
※事前振込をお願いします。
お問い合わせ 日本ブラジル中央協会
info@nipo-brasil.org

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