【2024年8月9日】佐藤 真吾 氏 (三井物産特任参与) オンライン講演会

　5月上旬ブラジルを訪問した岸田首相は、ブラジリアにてルーラ大統領と握手を交わし「日ブラジル・グリーン・パートナーシップ・イニシアティブ」の立ち上げを正式に発表。
アマゾン基金への拠出をはじめ、脱炭素化の実現に向けたキープレーヤーであるブラジルとの経済分野に限定しない様々な相互協力を深める基本方向を再確認しました。
サンパウロで開催された「日・ブラジル・ビジネスフォーラム」では、ブラジル側からは、ヴァーレ社やエンブラエル社によるプレゼンも行われ、２８もの案件についてMOU(覚書・基本合意)が取り交わされています。

　今回の岸田首相の訪伯により、久しぶりに日伯経済連携の具体化が注目を浴びておりますが、経団連とCNI(ブラジル全国工業連盟)が主催する「日伯経済合同委員会」が発足したのは1973年であり、こうした経済界・企業ベースの委員会活動を補強すべく、有識者による「日伯賢人会議」が設立されたのは2006年でした。
こうした会議体の運営に日本側を代表して携わってきたのが、経団連日本ブラジル経済委員会企画部会長として活躍されてきた佐藤真吾さんです。
今回のオンライン講演会では、佐藤さんに「日伯経済連携の現状」について話していただくこととなりましたので、多くの会員に参加していただきたいと存じます。