講演者:真鍋 尚志 氏(在リオデジャネイロ総領事)
演 題:リオから見るブラジルと日伯関係
2016年のオリンピック開催によって世界中から脚光を浴びたリオデジャネイロが、今、再び、世界の関心を呼んでいます。それは、リオでG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)が開かれ、世界のリーダーたちがリオに集まるからです。
G20が今年掲げたスローガンは、「公正な世界と持続可能な地球の構築」ですが、ブラジル政府は本年のG20議長国として、①社会的包摂及び飢餓・貧困との闘い、②持続可能な開発及びエネルギー移行、③グローバルガバナンス機構改革、という三つの優先課題を掲げました。
リオにて11月18日と19日の二日間、開催される、このサミットにおいて、どこまで「公正な世界と持続可能な地球の構築」に向けた議論が展開されるか、議長国ブラジルの外交手腕が試されることになります。
ブラジルの政治に目を向けますと、10月の地方選挙(一次投票10月6日、決選投票10月27日)によって、市長及び市議会議員が選出されましたが、政党別の市長選出数ランキングは、①PSD(民主社会党)887、②MDB(ブラジル民主運動)856、③PP(進歩党)745、となっており、与党PT(労働者党)が獲得した市長の数は、252と、前回(2020年)よりは若干増加したものの、ランキングでは9番目となっています。主なメディアが報じたように今回の地方選挙では「中道・右派の伸張、左派の低迷が見られました。
こうしたブラジルの最新情勢につき、リオからの視点で真鍋在リオ総領事よりお話いただく機会を設けましたので、是非ご参加願います。
日 時 | 2024年11月27日(水) 10:00-11:30 |
開催方式 |
ZOOMウェビナーによるオンライン講演
※2~3日前にリンクをメールします |
参加費 | 会員:無料 非会員:1,000円 ※お申込みいただき次第振込先を連絡しますので、事前振込をお願いします。 |
お問い合わせ | 日本ブラジル中央協会 info@nipo-brasil.org |
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