講 師:荻野正裕氏(前マナウス総領事・現ニカラグア大使)
演 題:西部アマゾン地域の雄都マナウスの魅力
~元気一杯の日系社会とフリーゾーンで高々と日の丸を掲げる日本企業~

 

ご存じの如く、アマゾナス州の州都マナウスは、西部アマゾン地域の中心都市です。かつては天然ゴムブームで繁栄し、20世紀初頭のアマゾナス州経済はブラジル経済全体の40%以上の富を生み出していましたが、ゴムブームは短期で終焉してしまい、同地域は長い間経済的には低迷を余儀なくされることになります。

アマゾン地域経済開発のための特別策として当時の軍事政権が企画・実行したのが、1967年に設立されたZFM(マナウス・フリーゾーン)という免税加工区でしたが、この加工区のおかげでマナウスの経済開発は急展開を見せることになります。今やZFMに進出した企業の数は600社以上となり、日本企業も、年間100万台以上のバイクを生産しているホンダを筆頭に、約40社が企業活動を展開しています。

また1929年から始まったアマゾン日本人移住の結果、マナウス地区には約3万人の日系人が暮らしております。彼らは農業従事者ばかりでなく、医者、弁護士、大学教授、政治家、実業家など各界で活躍しており、地元社会への貢献は広く認知されております。最近の気候変動の影響を受けて、アマゾン河支流の水位が大幅に低下し、食料品や工場部品などのサプライチェーンに障害が生じたり、と環境問題も注目を集めておりますが、そうした様々な問題を抱えつつもマナウス経済社会の重要性はかわりません。

こうしたマナウスの最新情勢につき、荻野前マナウス総領事よりお話いただく機会を設けましたので、是非ご参加願います。

日 時 2025年1月16日(木)
10:00-11:30(日本時間)
開催方式
ZOOMウェビナーによるオンライン講演
※2~3日前にリンクをメールします
講 師 荻野正裕氏(前マナウス総領事・現ニカラグア大使)
演 題 「西部アマゾン地域の雄都マナウスの魅力~元気一杯の日系社会とフリーゾーンで高々と日の丸を掲げる日本企業~」
参加費 会員無料(在ブラジル関係会社も含む)、学生無料
非会員1,000
※お申込みいただき次第振込先を連絡しますので、事前振込をお願いします。
お申込み 下記お申込みフォームにてお申込み下さい。
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