このレポートは2014年度に3回(6月2日、7月2日、8月22日)に渡って開催されたブラジル・リスクマネジメント研究会をもとにブラジルにおけるビジネスリスク、ハードルについてまとめたものです。

ブラジルに進出した日系企業は、理解が難しい法律、規制、税制や予想外にコスト・手間のかかるロジスティックスなど多くのビジネス面での困難に直面する。こうした困難な点を総称して「ブラジルコスト」と呼称される。いわゆるBRICsブームでブラジルが投資先として注目を浴びるようになった以前からブラジルに投資している日系企業にとり、このブラジルコストはこの巨大市場で事業展開するための「必要悪」として、各社対応策を編み出し、実践してきた。しかし、特に2000年代後半から初めてブラジルに参入を果たした企業などはそうした蓄積がなく、対応に苦慮するケースもみられる。

研究会では、ブラジルに長年関わってきた研究会委員および外部講師の方々の知見をもとに、ブラジルリスク、ハードルとその対応について整理したものです。
(引用:ジェトロHP)

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