執筆者:岩尾 陽 氏(日本ブラジル中央協会常務理事)

 

2010年にレシーフェを訪問し、今やバイオリンの弓材料として世界的に貴重,稀少な資源となったペルナンブコ州産のPau Brasilを、弦楽器製造&販売の老舗である(株)文京楽器の堀社長(現在、弓製作関連会社(株)アルシェ社長兼務)と、苦労しつつも日本に輸入できた話を2017年9月の日本経済新聞の文化欄や、当協会HPの「伯学コラム」にも掲載して頂きました。

 

あれから歳月が流れ、ブラジルから輸入した26,000本の弓材料(バゲット)の中から、とりわけ質の良いバゲットを選び最高の弓を製作するプロジェクトが立ち上がりました。 その弓を使用するバイオリニストは、世界三大バイオリン・コンクールの一つであるハノーファー国際バイオリン・コンクールにおいて、史上最年少16歳で優勝し世界の注目を集めた三浦文彰さんです。 彼は現在30歳、円熟味も加わり名実ともに日本を代表するソリストとして活躍しています。

 

そして弓製作を担当するのは、これまた数々の弓製作コンペで入賞に輝く匠の弓職人、大瀬国隆さんです。

三浦さんと大瀬さんのコラボレーションをドキュメンタリーにした動画が完成しました。 バイオリン音楽やPau Brasilにご興味のある方には見応えのある作品だと思いますので是非、下記のサイトからご視聴頂けたら幸いです。

http://youtu.be/1iFQ10amxdQ