2008
鈴木正威著『鈴木悌一 ブラジル日系社会に生きた鬼才の生涯』を読む
会報『ブラジル特報』 2008年3月号掲載 岸和田 仁(在ブラジル、レシーフェ) 昨年サンパウロ人文科学研究所より上梓された本書は、とてつもない力作である。序章において、「本稿は、た …
文化のダイナミズムを生み出すヒトの移動
会報『ブラジル特報』 2008年1月号掲載 <日伯交流年・日本人ブラジル移住100周年記念寄稿> 三田 千代子(上智大学外国語学部教授・ ポルト …
ブラジルと私 ― シャーガスへの挑戦
会報『ブラジル特報』 2008年1月号掲載 三浦 左千夫(慶応義塾大学 医学部 熱帯医学・寄生虫学教室) 渡伯 1968年、大学の卒業を控えたある日、学部長に呼び出された。「アメリカに行きた …
人類の旅-ブラジルのモンゴロイド
会報『ブラジル特報』 2008年1月号掲載 橋本 文男(FIAL-イベリア&ラテンアメリカ・フォーラム 理事、当協会理事) 日系モンゴロイドのフジモリ大統領失脚の後を受け、2001年にペルーで先住 …
ブローデルとブラジル
会報『ブラジル特報』 2008年1月号掲載 岸和田仁(在ブラジル、レシーフェ) かつてマルクス主義者たちから「帝国主義的歴史学」と批判された「アナール派」も今や異端から体制派へ“昇 …