ブラジルの薬草文化は、サステナビリティ(持続可能な開発目標、SDGs)な生活を学ぶ上で多くの重要な教訓を提供しています。世界有数3000種のハーブが生育するブラジルでは、現代の日本では、ほぼ忘れ去られた台所薬局的なハーブを用いた日常的なケア方法が、家庭や地域コミニティーで息づいています。
薬草は植物由来であり、ブラジルでは地元の植物を利用して病気や健康上の問題に対処することが多くあります。このような伝統は、地域の植物の持続的な利用と保護につながっています。
薬剤師であり、我が国におけるブラジルハーブ研究の第一人者である長田順子先生が、先住民時代より脈々と受け継がれたブラジルハーブの活用法、持続可能的なその取り組みを国や地域での例を挙げてお話します。さらに薬剤師の視点から西洋薬の減薬の為のブラジルハーブの利用法の実例を交えてご紹介します。
西洋医学重視になってしまった私たち日本人も、かつては植物の恵みを利用して健康や病気の予防に役立てる文化を持っていました。ブラジルの薬草文化を学び、日本の自然や植物の有用性についても再確認することにより、減薬のヒントを得ることができます。
詳細並びにお申込みは下記リンクから。
日 時:7月26日(水)10:00-11:30
開催方式:Zoom
7月27〜8月2日まで録画配信をいたしますので、当日ご参加いただけない方も聴講できます。
開催方式:Zoom
7月27〜8月2日まで録画配信をいたしますので、当日ご参加いただけない方も聴講できます。
【講師紹介】長田順子(おさだじゅんこ)薬剤師、Brazilian Herb SABIA主宰、ブラジル音楽歌手。明治薬科大学薬学部卒業、多様性に富んだブラジル、特にアマゾンでのフイールドワークを行いながら、その魅力を薬剤師として研究発信することをライフワークとしている。又自宅の庭に自生している和ハーブとブラジルハーブを融合した軟膏、煎剤、ハーブティーなどの処方にも取り組んでいる。北東部ブラジルでのJICAブラジルプロジェクトも進行中。FB、HP:ブラジリアンハーブSABIA.Instagram:junko. osadaEmail:sabia.junko@gmail.com