執筆者:西岡 勝樹 氏
(日本旗章学協会会員)

はじめに

 

第19回はバイア州旗を紹介する。

 

1. バイア州旗

図1 バイア州旗

出所:https://cidades.ibge.gov.br/brasil/ba/panorama

 

1-1. バイア州概況

 

1.州都        Salvador   baiano

2.2018年人口予測   14.812.617 pessoas

3.2010年国勢調査人口 14.016.906 pessoas

バイア州はブラジル連邦諸州の中で5番目に大きな州であり、州総生産は6番目の州でもある。
北東部州の中では面積、総生産の規模でも最大州である。海岸線も長く、大西洋に900キロメートルの長さを誇る。その緯度から気候も熱帯であり、気温も高い。ブラジル国土地理院の統計ではバイア州はブラジル人口で4番目の州である。人口約1千五百万人を誇る。州都はサルバドルであり、州内では最大都市である。(ブラジル国内3番目の都市)

 

1-2. バイア州旗の由来

 

バイア州旗は1889年5月共和党集会にてバイア人医師ディオクレシアーノ・ラモスにより起草され、そのスケッチが示された。州旗は白色の二本の平行帯と赤色の二本の平行帯を交互に配し、左上部のカントン部には青色の四角形、その四角形の中に白い三角形を置く。上記の特徴を有した最初の州旗がバイアの地に掲げられたのはドゥバル・デ・アギラール大佐の愛国的な行動の結果であった。その前にはフォルチ・ド・マールにて白い旗が掲げられ、21発の祝砲が発せられた。1960年6月11日にバイア州旗は州令にて公式に制定された。ジュラシー・マガリャーネス知事により発布された州令第17,628号による。バイア州の人々が聖なる州旗と正式になった瞬間である。

 

1-3. バイア州旗の根拠法

 

1960年6月11日州令17,628号にて制定。バイア州旗制定の法令は存在しない(しなかった)。州の旗としては、1889年5月25日バイア共和党の集会の中でディオクレシアーノ・ラモス医師の手により最初の小旗として生まれた。
その旗が連合の象徴となるだろうことが連想された。その旗は共和党の旗の域を超え、バイアの最も重要な象徴シンボルとしてバイア州民に受け入れられた。アメリカ合衆国国旗の強い影響を受けている。バイア州旗は四本の横平行帯を成し、赤白交互に配される。上部に青い四角形を配し、中に白い三角形を置く。三角形はミナスの陰謀のシンボルと深い関係を持ち、色はフリーメーソンを思い起こす。青色、白色、赤色は1798年バイア反乱で使われた色でもあったが、星条旗への敬意を表している。
バイア州旗制定の関する法令は一切なかったのではあるが、1960年ジュラシー・マガリャーネス知事により、州令17628号にて制定された。全州における軍・学校、さらにすべての公共施設、においても、国旗と共に掲揚されるべきことを義務化したのである。

出所:http://www.bv2dejulho.ba.gov.br/portal/index.php/simbolos.html