執筆者:川上 直久 氏
(日本ブラジル中央協会理事)

 

「スタバとの出会い」

 

私がブラジルでスターバックス(以下スタバと略)を初体験したのは2009年のことでした。場所はAl.Santos。一等地ではあるものの、街角のバールで100円程度でコーヒーが気軽に味わえるブラジルで、スタバのような高いコーヒーを飲むために客が入るだろうか? と、いうのが私の最初の疑問でしたが、店内に入るとびっくり!価格はすべて日本とほぼ同程度ながら(つまり結構高い)、店内は満席状態!ほとんどが若者で、皆スマホやPCをいじっているのも日本と全く同じ! ネットで調べたところ、スタバのブラジル1号店は2006年モルンビ・ショッピング・センターとのこと。以降急速に店舗が増えたようで、2015年には伊藤忠サンパウロ店から徒歩圏内に4軒もあり、毎朝利用したものでした。

 

2017年には」

 

私はブラジルの永久査証を維持するため、2年ごとに訪伯をしていました。

2017年に訪問した際、Av.Paulistaで2015年と比較して強烈に増えたものがふたつある、と帰国後の報告会で話しました。そのひとつはスタバで、ジャパン・ハウスからRua Augustaとの交差点までの間に、Av.Paulistaに面してなんと10軒のスタバがありました。 ショッピング・モールの中にもありますので、それらを加えるともっと多いことになります。

 

ブラジルのスタバで日本と変わっていて面白いと思ったのは紙コップにスタバの店員さんが、注文主の名前を記入することです。そうでもしないと他人の飲み物を持っていく人がいるということでしょう。私はKAWAKAMIというのが面倒で、いつもKAWAとだけ言っていました。そしてそれはrioの意味だと言うと“Legal!”との店員さんの反応。楽しいお国柄です。

 

「さて今回の訪伯では、リオとサンパウロの違い」

 

さて、今回はリオでもスタバを探しました。伊藤忠他日本の会社・銀行が入っているボタフォゴのEd.Argentinaの1階にスタバがあることは前回の訪問で確認していましたが、まさかこの1軒だけではあるまいと思い、ネットで検索したらコパカバーナに1軒あることを発見!  それもNossa Sra. De Copacabanaに! ホテルがコパにあったので、歩いて行けると思い歩きましたが、非常に遠く、ポスト6近くまで歩いてやっとたどり着きました。汗だくになったので、冷たくて甘いフラッペチーノ・キャラメルを注文。価格はR$17 (約480円)。

 

ところで全く同じものをサンパウロのスタバで注文したところR$14.75(約400円)で、やはりリオの方が物価が高いと思いました。リオもサンパウロも紙コップに注文者の名前を記入する点は全く同じで、どちらもスマホやPCをいじる若者で一杯!

 

それにしてもサンパウロのスタバの店舗数からするとリオは少な過ぎるとの感は否めません。やはりカリオカは太陽の下で過ごす方を好むのかな、なんて思いました。

 

もうひとつ、ブラジルのスタバで店員さんにコーヒー豆はブラジル産を使っているか、訊いたところ、シアトルの本社から輸入した豆を使っているとの返事。真偽は別として如何にもありそうと思った次第です。